猿追い犬 

RDTAでは、救助犬活動以外に「犬の持つ能力の研究事業」として、獣害対策「猿追い犬(モンキードック)育成」 事業を、宮城県仙台市、NGO「宮城のサル調査会」、帝京科学大学と行っております。

■ サルの追い上げ事業

ニホンザル研究の第一人者、伊沢鉱生帝京科学大学教授によってサルの獣害対策として考案された。
「追い上げ」とは、単に畑や人里に出てきたサルを追い払ったり、近くの山に一時的に追い込むだけの作業ではなく、 「サルの群れ」を対象に追い上げる目的地域を明確に定め、その地域内に群れが完全に定着し「遊動域」を確立する までに、被害が出ている農耕地から人為的に群れを移動させることである。
                             ( *遊動域・・サルが生活のために利用する地域 )

■ 追い上げ事業の中での犬の役割

・サルは追い上げられると杉林やササ藪の中、または人が入って来れない崖に隠れ潜む。そうなったら
 人の視覚、聴覚だけではサルを見失う。その時犬の嗅覚を利用してサルの居場所を突き止める。

・追い上げ中に人がついていけない崖や斜面にサルが移動した時、犬に追わせてゆく。

・サルに「犬を恐れる」という恐怖心を抱かせる。伊沢教授のある観察の中で、野良犬に襲われたサルの
 群れが、何ヶ月かその場所に姿を見せなかったという記録がある。頭の良いサルであるが、犬に襲われ
 た後の恐怖心はかなりのものであったらしい。このことから追い上げ中に「犬の脅威」をサルに抱かせ
 のちに定期的なパトロールを、犬を連れて行うことにより、「人里の脅威」をサルに与える。

以下は、宮城県仙台市で2005年11月〜2006年2月までに行われたサルの追い上げ作業のそれぞれの報告書である。

               < 村瀬レポート >  < 大島レポート >

                           Home                                 


                                       Copyright(C)2005-2008 RDTA. All Rights Reserved.