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2008
IROアジア地区出動チーム適正試験(MRT)
韓国・ヨンギン市 (2008.9.25-28)
■ 日本初のMRT合格に思う!
MRTとは、「国際捜索救助諮問グループ(INSARAG)」が召集した「救助犬専門家会合」によって
定められた、出動チームテストのことを言います。
INSARAGとは国連の非公式協議機関で、1988年のアルメニア地震の際に、各国の救助チームが
殺到し混乱しことを教訓に、被災地でのルール作りを呼びかけようと組織されました。
その中で、被災地に集まる救助犬に対しても基準を設けようと、スイス陸軍やオーストリア陸軍、各国
消防機関及び防災機関アメリカは、国家防災機関「フィーマ」、そしてIROやスイス・レドッグなど数多
くの団体を会議に出席させて、国際基準を決定したのです。その試験がMRT
(ミッション・レジネス・テスト)なのです。
アジアでは開催が難しいため合格犬が一頭も居なかったのですが、韓国の優良企業サムスンがその責務を
かって出てくれたため、本年9月末に開催が実現しました。
実際に則して、事前手続きや、入国時の救助部隊受付や登録、荷物や装備品の確認などが有り許可された
チームはベースキャンプ入りが認められます。 その翌朝から36時間指揮本部の指示に従い、夜間行軍
10キロ(GPS使用)を含めた7箇所の瓦礫現場捜索を行い、何名の要救助者を確認できたか(1番重要)、
隊員の基礎知識試験として、人や犬に対する応急処置や救急救命の知識試験、無線通信や現場でのマーキング
解読など、いくつかの項目に別れ試験が行なわれました。

そして、この試験の中には、絶対に怠ってはならない安全の確認やその為の情報収集、犬の捜索状況から判断す
る疲労度や変化、ハンドラーと犬のコンビネイション、このテストの全体(筆記)を含めた中で、「助言」
「判断」「決断」とチームワークは勿論ですが、チームリーダーに求められる部分が大変多く組み込まれてい
る事を感じました。

RDTA、Aチームは、玉川チームリーダー率いる(山田&安芸、村山&ランディー、村瀬&エロス)
4人3頭の精鋭部隊で臨み、幸にも私と愛犬エロスが合格できましたが、これはAチームで臨んでこその成績
と受け止めております。 特にアジアを代表する、優秀なチームリーダーと全ての審査員、エバリエーターから
絶賛の評価を受け合格を果たした玉川チームリーダーには、1人のハンドラーとして、また協会を代表する
立場として心より感謝申し上げます。
残念な事にBチームは、島津チームリーダー率いる(大島&あかね、坂本&ピーチ、松元&ジェニファー)これ
RDTAの誇る女性精鋭部隊で臨んだのですが、残念ながらリーダーのみの合格と成りました。
しかしこの経験は、これからの救助犬育成に必ず生きてくると思いますし、今後の我が会にとって大きな力に成る事と確信を致し
ております。
玉川チームリーダー

山田&安芸、村山&ランディー、村瀬&エロス 松元&ジェニファー、坂本&ピーチ、大島&あかね、島津チームリーダー
RDTAがMRTに挑み、合格者、合格犬を出せた事は、胸を張って各方面、各機関に強くアピールして
行きたいと思っております。
受験に際し、泥縄式と言われた訓練にご協力頂いた各機関の皆様、日頃、影で我が会を支えてくれている
多くの方たちにも喜んでいただきたく、韓国MRT参加者を代表致しまして、お礼申し上げます。
ご協力ご迷惑をお掛けした方々の、お名前を省略させていただきましたが、心より感謝申し上げ、報告とさせて
頂きます。
RDTA 村瀬 英博

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